変な音
あえて人物を出さず、主人公の視点をを意識して絵を描きました。
『変な音』夏目漱石
深夜の病院にて、入院中の私の耳に、隣の部屋から「ゴシゴシ」という奇妙な音が聞こえてくる。
その正体が気になりながらも、どうともしないまま「私」は病院を去ったのだが――――。
隣の部屋では、いったい何が行われていたのか、
そして、「私」自身は何をしていたのか。
病院という特殊な空間で、「私」と「彼」の対比が静かに描かれる。
〇「大人の朗読」シリーズ〇
優しいだけではすまされない、心地いいだけでは終われない。
大人だから理解できる、心に引っかかる名作文学を、上質な朗読とイラストでお届けします。
胸に迫るストーリーを、耳と目で味わってください。
朗読/町村千絵(株式会社ミュージックバンカー所属声優)
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